1)日々のできごと

軽井沢の紅葉

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軽井沢の紅葉.jpg軽井沢の11月は紅葉がきれいです。特に雨上がりの日は落ち葉がまるで友禅の反物のようです。

この11/6、メルシャン美術館が閉館しました。閉館直前に『薔薇と光のフランス人画家「アンリ・ル・シダネル」展 小さな幸せ』に行ってきました。微妙な光を描き出していた温かみのある作風が印象的でした。

アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner 1862~1939)は国内外に根強いファンを持つフランス人画家です。印象主義、新印象主義などが台頭した時代を生きながら、主流とは若干の距離を置いて独自の画風を発展させたことで知られています。 美術館の閉館はとても残念ですが、最後の展示がシダネルだったこと、そして構内の紅葉が美しかったことでちょっと救われたような気がしました。

翠峰.jpgマスカットのように見えますが、これは「翠峰」(すいほう)という名前のぶどうです。

「ピオーネ」と「センテニアル」を交配して作られたもので、粒が大きくてとてもジューシー。種がなく、皮も薄いので、そのままいただけます。果肉も厚くしっかりしているので、真ん中から2つ割りにするだけでなく、輪切りにすることもできます。カマンベールチーズと合わせてオープンサンドにしてみましたが、大変美味しくできました。

チーズにはぶどうの他、いちじく、あんず、マンゴーなどのドライフルーツを合わせてもいいですね。その場合、カマンベールやブリーなどの「ねっとり」系、ゴルゴンゾーラなどの「しょっぱい」系、ゴーダチーズなどの「ボディしっかり」系の3種類を揃えると、味に変化が出て楽しめます。

4月になると思い出すこと

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4月は私の誕生月です。
そこで、思い出ばなしを少々。

もうウン10年も前のお話になってしまいますが、私の通っていた幼稚園では、その月に生まれた子は お誕生会で造花のバラをもらえることになっていました。色はピンクや赤やクリームなどいろいろあって、一輪だけでもなかなか立派。ちなみにその年私がもらったのは濃いピンクのバラでした。

ところが、自宅に戻ってみると「ピンクのバラ」が なぜか「赤いバラ」に変わっているではありませんか! もちろん、これはバラの色が自然に変わったのではなく、「バラの花取り違え事件」があったのです。

母は「いいじゃない、ピンクだろうと赤だろうと」と あまり真面目に取りあってくれませんでしたが、私としては(私のピンクのバラを取り戻したい!)というだけでなく、(誰かに赤いバラを返さなくちゃ)と思う気持ちもあり、 私の両隣に座っていた子に電話をかけて確かめました。

すると、てつや君という子が私のバラ(と思われるもの)を持っていることが判明!
「じゃ、すぐいくから!」とさっそくお家を訪ねていくことになったのです。

私の自宅からてつや君の家までは徒歩約15分。私が到着すると生け垣に囲まれた赤い瓦の平屋建ての家の芝生の庭に、てつや君がバラの花を持って立っていました。そして彼が手にしていたものは確かに私がもらった「濃いピンクのバラ」でした。

私が赤いバラを差し出して「ごめんね、わたしが先にまちがえて持って帰ったのかもしれない」と言ったら、てつや君は「ううん、ぼくがまちがえたのかもしれない」と言って、ピンクのバラを返してくれました。

そして、「でも、まちがえたから、こうやって家まで来てくれたんだよね」とニッコリ。その笑顔は何だかお地蔵さんに似ていました。

と、まあ、そういうたわいもないお話なのですが、 ここで私はいくつかのことが導き出せると思ったのでした。

1)てつや君には驚くべきホスピタリティがある。 (来訪者を庭に出て出迎える、という点など)

2)てつや君の言語運用能力は5歳男児という属性を考えると 非常に優れている。

3)特に「まちがえたから、こうやって家まで来てくれたんだよね」という言い回しが泣かせる。(もしかして、生来の女たらし?)

それにしても、てつや君、今頃どこで、どうしているのかなあ?。
どんな大人になっているのか、ちょっと会ってみたいような気がします。

復刊ドットコム

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魅力的な内容なのに、なぜか絶版になってしまったり、版元の倒産などの理由で入手困難になった本の復刊リクエストができるサイトがあります。

その名も「復刊ドットコム」。復刊希望者の数が100票に達するとめでたく復刊!もしくは電子化される可能性もあるというものです。

私が今、復刊を切望している本は「おめでたを知ったあなたへの手紙」。著者の細谷亮太さんは聖路加国際病院の副院長で、小児総合医療センター長をなさっている方です。新聞や雑誌にもよく寄稿されていますから、ご存じの方も多いかもしれませんね。

私自身は子どもがいないので、小児科医である細谷先生との接点は限りなくゼロに近いはずなのですが、今から10年ほど前のある日、書店で偶然この本に出会ってすっかり魅了されてしまいました。以後、出産を控えた友人達に「前祝い」としてこの本をずいぶん贈ってきたのですが、版元である婦人生活社が2003年1月15日に自己破産して、そのまま絶版になってしまったのです。

この本の素晴らしさは、とてもひと言では言い尽くせないのですが、敢えていえば「目配りの良さ」ではないかと思います。私は、個人的な趣味(?!)で子ども時代から育児書のたぐいはかなり読んできたのですが、その中には実用性を重視するあまり「手順の羅列」にすぎないようなものや、またある時は「脅し」や実態からかけ離れた「精神論」もあったりしました。

しかし、この本は配慮に満ちた温かい筆致で読者であるプレママ・パパたちを励まし支えてくれます。それでいて取り上げる内容は「非嫡出子」や「障害を持つ子」や「血液型占いの非科学性」など硬派なテーマもいろいろ。その絶妙なバランス感覚と確かな見識に私は深い感銘を受けたのでした。

こんな素敵な本が必要としている人の手に渡らないことはとても残念なことです。ちょっと大げさな表現をすれば「社会的損失」だと思うのです。

と言うわけで「もっと詳しい内容を知りたい」「この本を読んでみたい」と思ったあなた!以下にリンクを張っておきますので、ぜひぜひ清き一票をお願いします。

復刊ドットコム:http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=4268